日記レポ

大嫌いな渋谷からすこし北へ移動して行われた大好きなソニンのライブに行ってきました。アストロホールのHPにかいてある通り、竹下通りの人並みを絶妙なフットワークで進み、会場に着くとすでに100ほど並んでいました。しばらく並んで会場時間になってもなかなか前へ進まない。充分時間があったんだから番号順に並ばせて入場させろよ。と、相変わらずの段取りの悪さにイライラしつつ、ボッタクリの500円のドリンク代*1をくれてやり、入場。開演時間まで隅っこで一眠りし待つこと30分。いつものように10分遅れの18:40にようやくスタート。
「LOVE IS ENERGY!」「Hello! 新しい私」とEE JUMPのファースト・セカンドの1・2塁間で始まりました。この2曲はやっぱりいいじゃんダンサーズがいないと今一盛りあがりに欠ける気がしました。3曲目には満を持して「国領」登場。バンドに最も適した曲だと巷で噂されていた通りだと思われたが、一つだけ納得できなかったのが、最後のサビの部分はソニンのボーカルだけで良かったのではないかと。メリハリが大事。4曲目の「合コン後のファミレスにて」ではソニンの表現力がかなりGOOD。正直この曲はあまり好きではなかったのですが、ソニンが完全に自分のものにした感じがしました。5曲目の「好きな人だから」の間奏ではちょっとぐらいはダンスして欲しかったです。そしてついに、6曲目に新曲「心のえさ」がお披露目。ソニンは歌前のMCでは“新曲です”としか言ってなかったので第一印象はつんく♂っぽいなと思いましたが歌い終わって、ソニン自ら、初の作詞・作曲と告白。ここについにシンガーソングライターソニンの誕生です。曲の出来としては、インパクトに欠けるしあまりいい出来だとは言い難いです。これをシングルとして出すのはかなりの冒険だと思うのでやめていただきたい。まあ初めてだし、これからに期待しましょう。
そして9曲目にも新曲「小さな世旅(よたび)*2」がお披露目。こちらはまたスキマスイッチが提供してくれました。この曲は初のドラマのタイアップ曲になりましたとさ。曲の感想としてはこれまた、微妙。カップリングならいいけどシングルとしてはどうでしょう。
そして更に続いて10曲目にも新曲「拝啓、殿様」。この曲が新曲3曲の中では一番出来がいいかなと思いました。最初の印象ではついにヨタロウの曲かと思いましたがジグソーパズルの時と同じくTHETAの作曲でした。(教訓、私がヨタロウだと思ったらTHETAだと思え。)この曲の作詞はなんとソニンです。シングルで出すならこれしかないと思われます。曲調としては椎名林檎が歌いそうな曲と言えばわかりやすいかも。まだ一回聴いただけなのであれなんですが、まあそんな感じです。
アンコール前の最後には「青春のSUNRISE」を歌ったわけですが、この曲に関してはちょっとどうなの?と思ってしまいました。その理由としてはただ五月蝿いだけに感じたからです。例えて言うなら朝礼などでハンドマイクを使い慣れていない小学生がでかい声を出してハンドマイクの効果を逆に損ねている感じがしたからです*3。個人的に歌詞が聴き取れない歌は歌ではないと思っているので、今回はハッキリいって何を歌っているのか分らない。(もちろん私は歌詞は知ってるけど)中には初めて聴いた人もいると思うので*4もうすこし音響も含めて考えていただきたい。折角いい歌詞なんだから、負けんじゃね−ぜと。
今回のライブは前回に比べて比較的落ち着いて聴く事が出来ました。前回はほんと勘弁してくれよという感じで点数をつけるとしたら30点。で、今回は60点。私は自分に厳しく人にはもっと厳しいのでこういう点数になってますが、それもソニンを思ってこそですので、文句や苦情はほどほどにお願いします。

〜〜〜終わり〜〜〜

*1:ドリンクに500円払うのはバカバカしいのでソニンに500円払ったつもりです。もちろんドリンクと交換しませんでした。つまりチケット代4300円のつもり

*2:歌詞にも夜の旅というフレーズがあったのでおそらく夜旅だと思われますが、個人的にはこっちであってほしい

*3:分り辛い

*4:いるのだろうか?