2月1日付 神奈川新聞より

 欧米では“日流ブーム”となっている日本のアニメ。気が付けば早朝から深夜まで続々とテレビで放送されている。新年1月からスタートした「ピーチガール」(テレビ東京、土曜朝)もその1作品だ。もともと2人の男性をめぐるラブロマンスで、原作は上田美和講談社刊)。
 このようなテレビアニメには、オープニングやエンディングにテーマ曲が付き物で、ヒット曲が多数生まれている。朝7時半が近づくと流れてくる「ピーチガール」のエンディングソングは、ソニンが歌う「あすなろ銀河」(ハーモニーレコーズ)である。
 作詞・作曲は、心のこもった親しみやすい詞とメロディーで人気の男性デュオ、スキマスイッチが手掛けた。ソニンのためにわざわざ書き下ろした作品である。彼女は、前作の「ジグソーパズル」でギター演奏したのに続いて、今回のレコーディングではドラムにも挑戦した。
 2000年夏、つんく♂のプロデュースによるEE JUMPのメンバーとして参加。5枚のシングルCDを出した後、02年8月に「カレーライスの女」でソロデビューした。力強く明るい歌声が魅力で、活躍が期待されてきた。それは歌手活動にとどまらず、ドラマ「高校教師」「元カレ」に俳優として出演したりして、幅広い展開で注目されてきた。昨年は、全国4ヶ所でコンサートを行う一方、ドラマ「東京湾景」には木本紀香役で出演。さらに「8人の女たち」で舞台女優も体験。その間、2枚のマキシシングルを出すなど、“ソニンの世界”を拡張して21歳の春を迎えた。
 通算7枚目になる「あすなろ銀河」では、洋楽風の小節や細かな感情を表す発声法を取り入れるなど、歌手としても進化の一端がうかがえる。「日々の生活の中で感じる、不安やプレッシャーに必死に立ち向かう気持ちと希望をこの曲で共有してください」と、ソニンはアピールしている。
 なおカップリング曲として、シンガー・ソングライター古内東子の佳作「誰より好きなのに」をカバーしている。彼女の現実は、充実した青春の日々を過ごしているように思える。
= 音楽評論家 反畑誠一 =

「洋楽風の小節や細かな感情を表す発声法を取り入れるなど、」
でもこれって世間一般では声が出てない、声量が足りないと思われているんだろうな。昨日のMステ見た人もそう思っちゃうんだろうな。その前に曲短っ!あんなんで宣伝になるのかな?あの曲の良さが全然出てないうちに終わってるし。どうせならカップリングの「誰より好きなのに」を歌ってくれた方が良かった。大トリとは名ばかりで歌う前にCM、CM後トークなしですぐさま歌、その歌は短い、でまたCM。嫌がらせですか?まあ出してくれただけでもありがたいと思わなければいけないんでしょうけど、Mステ見た人はソニンがどんな曲歌ったかよりもヨガにハマっていることぐらいしか印象に残っていないんだろうな。